曇り。≪IT/イット “それ”が見えたら、終わり。≫。

  終日、曇り。


  午前中は、新聞パズル。 数独は難易度3でしたが、9の候補数字を、たった一つ、書き忘れたせいで、2度、やり直しました。 その後、パソコンで書き物。


  午後、香貫山へ。 犬は、元気でした。 


≪IT/イット “それ”が見えたら、終わり。≫ 2017年 アメリカ
  スティーブン・キング原作の映画。 アメリカでは、記録的大ヒットになったとの事。 つい、一昨年ですが、そんな噂は、全然、耳に入りませんでした。 アメリカ映画の影響力が衰えたという事なんでしょうな。 子供が失踪する事件が相次いでいた田舎町で、弟を失った少年が、仲間達とともに、調査に乗り出す話。 犯罪物ではなく、ホラーです。

  怖そうなモチーフを、これでもかというくらい、羅列しています。 しかし、羅列であって、互いに関係はしていません。 また、怖いといっても、子供の頃だけ、そう感じるようなものばかりです。 元凶のピエロは、見慣れてしまうと、全然怖くないです。 スティーブン・キング原作の映画にありがちな事ですが、ピエロの正体が何者なのか、謎解きがされてなくて、ただ、よく分からない敵を追っ払っただけという、もやもやした終わり方になっています。

  少年物の醜さは、どこの国でも同じですが、この映画、それに輪をかけて、露悪趣味が横溢しており、吐き気を催す場面が、目白押し。 こんな作品が、大ヒットしたというのだから、確かに、アメリカ社会は、病んでいる。 寄ってたって、ピエロをリンチする場面がクライマックスというのも、教育上、いかがなものか。

  唯一、誉めるところがあるとすれば、ヒロインの少女に魅力がある点でしょうか。 子供の頃から、大人びた顔をしている人というのは、いるんですな。 それに比べると、少年達は、ただの子供。 知識・教養がある太った少年だけは、ちと、興味を引きますが、結局、中心人物にはならずじまいです。

  ラストの、主人公とヒロインのキス・シーンは、蛇足。 そんなのを入れたせいで、太った少年がヒロインにした、目覚めのキス場面の印象が、濁ってしまいました。