7435 ≪HDC-2の写真 2019年9月 向山古墳群公園②≫

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  向山古墳の写真。

≪写真上≫
  東群の一番東に、唯一の、前方後円墳があります。 分かり難いと思いますが、写真の中央に、手前が方部、奥が円部の向きになって造られています。 円墳にせよ、前方後円墳にせよ、葬られる人間のサイズは大体同じなので、古墳の最小サイズも、大体、決まって来ます。 ここの前方後円墳は、最小サイズに近いのではないでしょうか。

≪写真中≫
  東群近くの道路から、下界を見た景色。 平地に広がっているのは、三島の市街地です。 ここは、眺めのいいポイントになっているようなのですが、電線が邪魔ですな。

≪写真下≫
  今回は、時間の関係で、来た道を引き返しました。 これは、向山小学校のすぐ下にあった、石垣。 異様に、綺麗に詰まれています。 別に、城や寺があるわけではなく、土地の持ち主が、趣味的に積んだのではないかと思います。

雨続く。それにつけても。冬用ヘルメット。≪薔薇王≫。

  またまた、雨。 でも、今日は、隙をついて、外掃除はしました。


  それにつけても、台風19号の被害が、とんでもない事になっていますな。 こんなに死者が出るとは思っていませんでした。 沼津市は、運が良かったとしかいいようがありません。

  「抜本的な災害対策を・・・」という人もいますが、こんな高齢者比率が高い社会では、そんな、莫大な資金がかかる事は、とても、無理でしょう。 そのつど、壊れた所を直すという地味な対策しか取れないと思います。



  天袋から、バイクの冬用ヘルメットを下ろしました。 1996年2月に買って、通勤に使っていた、アライのフルフェイス、「アストロe」という品。 まだ使えると思うのですが、色が白なのが問題でして、バイクの黒と合わないので、塗り替えようかと、検討中。

  なぜ、白を買ったのかというと、その時乗っていたセロー225Wが、白ベースだったからです。 その後、2002年に、セロー225WEに乗り換えて、それは、黒ベースだったのですが、デカールに白いラインも入っていたので、「まあ、ギリギリで、オッケーだろう」という事で、白いヘルメットを使い続けました。 通勤がメインで、夜も乗っていたから、白いメットの方が、被視認性が高くて安全という理由もありました。

  しかし、今度のEN125-2Aには、白い部分が全くありません。 夏用シールド・ジェットの方は、アルミナ・グレーという、青みがかったガンメタみたいな色なので、黒いバイクと合うのですが、白ではなあ。

  ガンメタで塗りたいところですが、金属色は、ムラが出易いので、あまり、気が進みません。 車の・ホイール・カバーにシルバーを塗った時に、経験済み。 概ね平たいホイール・カバーですら、ムラが出るのですから、球面で構成されているヘルメットでは、尚更でしょう。 また、ガンメタは、一般塗料のスプレーにはなくて、車用だと、千円以上します。 模型用が、500円くらいですが、ネットでしか手に入らないから、送料が加わると、やはり、千円前後になってしまいます。

  その点、黒ならば、ダイソーで売っていますから、110円で済みます。 また、ツヤあり黒の場合、光を吸収してしまいますから、ムラがあっても、あまり目立ちません。 私は別に、素晴らしい塗装をして、見違えるように美しいヘルメットにしようと目論んでいるわけではなく、とりあえず、黒っぽくなってくれれば、それで充分。 という事で、今のところ、黒を予定しています。 夜は乗らないから、目立つ必要はなし。

  で、今日は、ヘルメットを出し、内装を外して、シールドを外し、シールド・カバーやホルダーも外しました。 「Arai」マークや「Astro e」マークなど、デカールは、塗らずに残すつもり。 その周辺だけは、面相筆で、手塗りになります。 とにかく、晴れなければ、無理ですな。 まだ、冬用の出番には、間があるので、少しずつ進める所存。



≪金田一耕助の傑作推理 【薔薇王】≫
  1989年に放送された2時間ドラマ。 金田一役は、古谷一行さん。 他に、榎木孝明、渡辺典子、松原千恵子、中尾彬といった配役。 私は、このドラマを本放送の時に見ていて、中尾彬さんが馬に乗っている場面だけ覚えていました。 てっきり、【悪魔の唇】だと思っていたのですが、そちらには、中尾さんが出ておらず、こちらだったんですな。

  調べてみたら、本放送は、1989年10月11日だったとの事。 一番長くいた会社に勤め始めた年だったんですな。 実に、30年ぶりに見た事になります。 記憶にあった中尾さんの乗馬場面には、感無量。 これだったのかあ・・・。 渡辺典子さんや、榎木孝明さんが出ていたとは、完璧に忘れていました。

  原作は、1939年に発表された、中編で、戦前作品ですから、金田一耕助は出て来ません。 脚本段階で、嵌め込んだわけだ。 原作の梗概は、以下の通り。

  結婚式をすっぽかして逃げた贋子爵の男を、すっぽかされた女と、たまたま男の逃走を助けてしまった小説家の女が、それぞれ別々に、捜し出したところ、男の意外な正体が判明する話。

  基本的には、ドラマも同じですが、小説家の女の代わりに、金田一が入っている格好になります。 原作の方では、女ですから、男である贋子爵に好意を持ち、正体を探ろうとするのは、割と自然。 一方、金田一が、贋子爵に興味を持つ理由は薄くて、ちと、強引な変更になっています。

  また、元が、中編小説なので、2時間持たせるには、水増しが必須。 薔薇王の出身地を訪ねて行く場面や、山の中での銃撃場面など、尺を稼ぐ為に入れられたわけですが、それが、話を分かり難くしてしまっているのは、残念なところ。 もっとも、原作は、戦前の粗製乱造作品に典型的な、草双紙趣味の活劇なので、惜しいといっても知れていますが。

7434 ≪HDC-2の写真 2019年9月 向山古墳群公園①≫

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  9月16日に、折自で、三島市の南箱根山麓にある、「向山古墳群公園(むかいやま・こふんぐん・こうえん)」へ行って来ました。 カメラは、日立のHDC-2を持って行きました。

≪写真上≫
  前回行ったのは、2015年5月22日。 随分、間が開きました。 自転車で行くには、少し、心理的負担を感じるくらいの遠さだからです。 向山小学校の方から登ると、凄い急坂ですが、車でも行けて、少しですが、駐車場もあります。

  別に、前回と変わったところはありませんでした。 無人。 4世紀から、6世紀頃の古墳群で、ほとんどが、円墳。 前方後円墳が、一つだけあります。 といっても、小規模なもの。

  眺めのいい、気持ちのいい所ですが、時間がないので、一通り見て、すぐに帰って来ました。

≪写真中≫
  古墳群ですが、大まかに別けて、西群と東群、その間の道路脇群があります。 これは、最も大きな西群で、西から東を見た景色。 ほぼ、全ての古墳の上に登れます。

≪写真下≫
  西群を、東から西に向けて撮った全景。 西群は、全て、円墳です。

まだ雨。≪八つ墓村≫。

  朝から、雨。 昼頃、しばらく上がっていましたが、3時頃、また降り出して、夜に至りました。 台風で、あれだけ降ったのに、まだ降るとは、恐れ入った。

  一日中、書き物をしたり、昼寝したりしていました。


≪八つ墓村≫
  BSプレミアムの新作ドラマ。 金田一役は、吉岡秀隆さんなので、以前、放送した、≪悪魔が来りて笛を吹く≫と、同一シリーズなのでしょう。 映像はいいのですが、どうにもこうにも、面白くないですなあ。 ≪八つ墓村≫は、原作に忠実に映像化したものがなくて、全て、どこかしら変えてあるのですが、このドラマは、ラストの纏まり方が、かなり、原作に近いです。

  劇場版が最も印象に残っているせいか、原作に近いと、逆に、つまらんという、困った事態が発生しています。 原作は、祟りとか怨讐とか、そういったものは小道具に過ぎず、総じて、冒険物のテイストなのですが、それを忠実に映像化すると、何となく、軽薄な話になってしまうんですな。

  吉岡さんは、相変わらず、金田一っぽくないです。 理屈上は、小説世界での金田一の描写に近いにも拘らず、なぜ、金田一に見えないのかというと、歴代の金田一役者の面々が、小説世界の金田一と掛け離れたキャラが多かったせいで、そちらに慣れてしまったからではないかと思います。

7433 ≪庭の白粉花≫

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  9月14日、午後5時頃の撮影。 白粉花(オシロイバナ)は、夕方にならないと咲かないので、夕食後に、庭に出て、撮って来ました。 こういう事は、年に一度しかやりません。

≪写真上≫
  東南花壇の北端にある、最大の株。 もっと大きかったのが、台風で倒れてしまい、食み出した分を切った後、また成長して、ここまでになりました。 毎夕、咲き捲っているはずですが、私が見るのは、翌朝萎んだ花ばかりです。

≪写真中≫
  アップ。 こんなに毒々しい色ではないのですが、写真に撮ると、カラー・バランスが狂って、どうしても、こんな感じになってしまいます。

≪写真下≫
  こちらは、落ち葉溜めと、アロエ畑の間から生えて来た株。 去年まではなかったので、零れた種から芽が出たのでしょう。 初年でここまで大きくなるのだから、大変な生命力です。

  白粉花は、種でも増えますが、根が残って冬を越すので、根からも芽が出て来ます。 根が大きいほど、大きな株になるようです。

台風の後。

  台風19号ですが、すぐ近くを通った割に、沼津市の被害は、ごく僅かだったようです。 うちは、物干し竿の紐が一本飛んだのと、バイクのカバーが半分めくれてしまったしまった程度でした。 紐は、道路掃除の時に、隣家の敷地内に落ちているのを見つけ、回収しました。

  外掃除は、手間がかかった。 昼食を挟んで、午後2時頃まで、松葉を拾っていました。

  車とバイクを清掃。 車は、汚れがひどかったです。 強烈な台風の前には、カー・ポートなんて、ないも同然ですな。

  カー・ポートとブロック塀の隙間を塞いでいる、ビニール掛け軸の支柱ですが、ベニヤ板が皮一枚剥けてしまいました。 これも、台風の被害の内か。 それ以前から、剥がれていたのが、トドメを挿されたのでしょう。 木工用ボンドで、修理。 三つある内の一つは、ベニヤを外し、そうめん箱の蓋を切って、新しい板に取り替えました。 

  今日は、一日中、外にいた事になります。

7432 ≪聖女の首≫

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≪聖女の首≫

横溝正史探偵小説コレクション③
出版芸術社 2004年11月20日/初版
横溝正史 著

  沼津市立図書館で借りて来た本。 角川旧版の終了後、割と近年になって発行された、落穂拾い的な短編集です。 戦中期から、戦後間もない頃までの短編・中編、11作を収録。 2段組みです。


【金襴護符】 約24ページ
  1943年(昭和18年)5月、「新青年」に掲載されたもの。

  慰問袋に入れられていたお守りに隠された、家宝の地図を巡って、滑稽な奪い合いが演じられる話。

  戦時下作品にしては、オチのある喜劇で、まともな作品です。 しかし、最終的には、「欲しがりません、勝つまでは」という国の宣伝を援ける内容になっており、苦しさは隠せません。


【海の一族】
【ナミ子さん一家】
【剣の系図】
【竹槍】

  この4作は、国策賛美小説として書かれ、いずれも、「新青年」に掲載されたもの。 検閲を突破する為に、いろいろと工夫を凝らしたのは分かりますが、戦争協力してしまっている事に変わりはなく、評価のしようがありません。 これらも、横溝さんは、後世に残したくなかったでしょうねえ。 この本を出版した人達は、あの世で、横溝さんに、口も利いてもらえないと思います。


【聖女の首】 約24ページ
  1948年(昭和23年)2月、「東京」に掲載されたもの。

  実家の牧場が傾いて、東京の喫茶店で働いていた美しい娘が、彫刻家のモデルになって、胸像を作ってもらった後、三人の男から求婚されるが、ある時を境に、三人から一遍に、フラれてしまう。 実は彫刻家は、他にも、娘をモデルに、様々な表情の胸像を作っていて・・・という話。

  後に、金田一物に書き改められて、【七つの仮面】になります。 そちらの方が、長いです。 こちらは、原型短編という事になりますが、先に、【七つの仮面】を読んでいると、エピソードが少ないせいで、ちょっと、物足りなく感じます。 アイデアは、面白いです。


【車井戸は何故軋る】 約51ページ
  1949年(昭和24年)1月、「読物春秋」に掲載されたもの。

  後に、金田一物に書き改められて、【車井戸はなぜ軋る】になります。 ≪本陣殺人事件≫の時に、梗概と感想を書いているので、繰り返しません。


【悪霊】 約27ページ
  1949年(昭和24年)2月、「キング・夏の増刊」に掲載されたもの。

  後に、金田一物に書き改められて、【首】になります。 ≪首≫の時に、梗概と感想を書いているので、繰り返しません。


【人面瘡】 約32ページ
  1949年(昭和24年)12月、「講談倶楽部」に掲載されたもの。

  後に、金田一物に書き改められて、同題異作の、【人面瘡】になります。 ≪人面瘡≫の時に、梗概と感想を書いているので、繰り返しません。


【肖像画】 約16ページ
  1952年(昭和27年)7月、「りべらる・増刊」に掲載されたもの。

  後に、金田一物に書き改められて、【ペルシャ猫を抱く女】になります。 ≪ペルシャ猫を抱く女≫の時に、梗概と感想を書いているので、繰り返しません。


  以上、原型短編の5作ですが、長さが異なる【聖女の首 → 七つの仮面】は別として、【車井戸は何故軋る → 車井戸はなぜ軋る】、【悪霊 → 首】、【人面瘡 → 人面瘡】、【肖像画 → ペルシャ猫を抱く女】は、改作後も、内容は、ほとんど同じです。 無理やり、登場人物の一人を、金田一に差し替えたもので、改作後の方が、むしろ、出来が悪いです。 金田一物に書き換えざるを得ない理由が、何かあったんでしょうねえ。


【黄金の花びら】 約18ページ
 1953年(昭和28年)1月、「少年クラブ・増刊」に掲載されたもの。

  以下、ネタバレ、あり。

  仏像蒐集家の屋敷に泥棒が入り、射撃がうまい少年が、2階から威嚇射撃したところ、犯人の背中にあたり、殺してしまった。 屋敷にいた自称・小説家の男が、実験を行なって、銃弾の角度から、少年が撃った弾が殺したわけではない事を証明する話。

  少年向けの作品。 金田一が出て来ますが、最後まで、名前と職業を詐称しているので、読んでいる間は分かりません。 服装は、金田一そのものなんですが、それだけでは、確信が持てないので・・・。

  死体に撃ち込まれた弾丸の角度が、60度で、直立した人形で実験したら、同じ60度だったから、「それ見た事か、少年が撃った弾だ」と言うのを、自称・小説家が、「逃げる時には、前傾姿勢になるから、60度では、おかしい」と指摘するのですが、それも、おかしな話です。 走っている土地が下り坂になっているのなら、前傾姿勢で走ったら、怖いでしょうに。 下り坂では、体を起こし気味で走る事になるから、直立姿勢に近くなるんじゃないでしょうか。

  そういう事は、承知の上で、少年向けだから、シンプルな話にしたのだと思いますが、ちょっと、安直過ぎる感じがしないではないですねえ。