何もせず。今後のシナリオ。

  いい天気。 風がありましたが、昨日までよりは、だいぶ、穏やかでした。


  今日は。 外掃除以外は、何もせず。 こういう日もあるか。



  新型肺炎の話。

  なに、栃木県で、無作為抽出のモニタリング調査をするですと? そういう調査をすべきだというのは、もう、去年の3月頃から言われていた事ですが、ようやく、緒についたわけですか。 全員検査と違って、大して、お金がかかる事でもないのに、一体、この11ヵ月の遅れには、何の意味があったのか。 単に、検査数が減った余力を、モニタリング調査に回しただけなんでしょうか。

  年末年始に比べると、認定感染者数は、随分と減ったわけですが、これが、国民各位が感染防御に努めた結果でない事は、疑いありません。 なぜなら、緊急事態宣言が出ていない道県でも、同じように減っているからです。 緊急事態宣言が出ていないところでは、従前通りの生活をしていたのであって、何の努力もしていないのですが。

  では、減った理由は何かというと、一番、可能性が高いのは、濃厚接触者の調査・検査を、ざっくり減らしたからだと思います。 全国的に、保健所の職員が、ワクチン接種の準備の方に回されて、調査・検査を担当する人員が激減したから、陽性結果が最も出易い、濃厚接触者を補足できなくなった結果、認定感染者数が減ったと考えれば、理屈は合います。 今、認定感染者になっている主力は、自発的に病院や検査センターに来ている人達なのでしょう。

  二番目は、以前にも書いたように、緊急事態宣言が出ている都府県で、検査に関わっている人達が、宣言を早く解除させたいが為に、隠蔽や捏造を働いているというもの。 たとえば、陽性者が10人出たとして、それを5人と報告し、残り5人は、陰性判定にしてしまうわけだ。 PCR検査には、偽陰性や、偽陽性があるので、絶対にバレる事はありません。 取り立てて、性悪説の立場をとるまでもなく、絶対にバレないと分かっていれば、よほどの正直者でも、自分にとって、得な事をします。

  去年の第一波の時の緊急事態宣言でも、後半の減り方が、不自然なほどに急激でしたが、今回も同じ。 宣言が出ると、誰にとっても、大変、不便なので、それを早く終わらせる為ならば、やれる事はやるわけだ。 組織的に、上から命令されてやっているのではなく、末端の人間が、それぞれ、自分の利益の為に、捏造・隠蔽を働いていたら、それを暴く方法はありません。

  もし、上のような事情があるとすると、実際の感染者数は減っているどこか、むしろ、増えていると思われ、そこが、怖い。 モニタリング調査をやれば、大体の感染状況が分かるわけですが、陽性者がドカッと出て、医療崩壊を起こすほど、大きな数字だった場合、それも、隠蔽・改竄されてしまう恐れがあります。

  本当に減っているなら、それはありがたい事ですが、そうでない可能性の方がずっと高いのだから、不安は増大するばかり。 真面目な話、新型肺炎には、もう、うんざりしており、感染者が減ったというのなら、万歳千唱してもいいくらいなのですが、そう単純に自分を騙す事ができません。

「日本では、全員検査は、とても、無理。 社会の能力より何より、そもそも、やる気がない。 『全員検査をやれば、根絶できる』という単純な理屈を理解できる人間が、多数派になり得ない社会なので、民主的な合意形成は期待できず、合理的な判断力と、強力な決断力で、指導力を発揮できる為政者も出て来ない」

  認めたくないですが、そうである可能性は高いです。

  ワクチンで、集団免疫が形成されれば、それでも、一応のゴールになりますが、私は打つ気がないので、そちらを期待する資格がありません。 もし、そうなったら、打ってくれた人達には、感謝する事になると思いますが、だからといって、打った人達が抱え込む事になる長期的健康被害への不安について、責任を負う気は、金輪際、ないです。 だから、早い者勝ちのバーゲン・セールみたいなつもりで、ホイホイ飛びつかずに、よく考えてから、打てと言うのよ。

  もう一つ、考えられるシナリオは、「感染力が強く、毒性が弱い変異株」が現れて、既存株を圧倒し、「重症化せず、死ぬ事もない病気」に変わって行くというもの。 ただし、これには、何年かかるか分かりません。 また、軽症でも、後遺症が残るケースが多い点を考えると、よっぽど、毒性が弱まってくれないと、「感染してもいい」という気にはなりませんな。 それは、ワクチンを打って、軽症で済んだ場合でも、言える事ですが。

  ところで、ウィルスの変異の仕組みについて、医学者が口にする、「ウィルスも、自分の得になる事を考えて変異している」といった言い方は、誤解を招き易く、大変、まずいです。 ウィルスは、別に、考えて、変異しているわけではないです。 そもそも、考える脳がないではありませんか。 変異は、自然に起こるのであって、いろんな変異株の中から、生き残りに有利な特徴を持った変異株が、より多く、生き残るだけです。 学生時代に、理科で習っているはずですが、進化論の仕組みを理解していない人は多そうだな。

  長期的に見て、「感染力が強く、毒性が弱い変異株」が生き残るというのは、理屈に合っています。 毒性が強い変異株は、宿主を殺してしまったり、長期間、寝たきりの活動不能にしてしまったりするから、そこから他へ感染する事ができず、感染力は弱まります。 ウィルスにしてみれば、感染しても、症状が出ないか、ごく軽く、活発に動き回って、感染を広めてくれる宿主が、上得意なのです。

  ただし、そういう変異株が出て来るまでに、どれだけの時間がかかるかが分からない。 いっそ、人為的に、作れないものですかね? 勝手に感染して、世界中に広まってくれるのだから、ワクチンなんかより、ずっと、効率的な対策になると思うのですが。