大きな鯉幟。カセット・ガス・コンロ。
いい天気。 弱い風あり。
先日、私の部屋の天袋に入っていた、団地用鯉幟を捨てた事を書きましたが、それを見ていた母が、「大きい鯉幟が、まだある」と、とんでもない事を言い出しました。 大きい鯉幟というのは、フル・サイズの奴で、私がまだ、幼児の頃に揚げていたものです。 小学校に入る前に、大きいのを揚げられなくなって、やむなく、団地用を買ったのだと記憶しています。
鯉幟が大好きだった私は、祖母を相手に、どうして、鯉幟を揚げてくれないのか、駄々を捏ねた記憶がありますが、その返事は忘れてしまいました。 理由を推測するに、昔の竿は、丸太だったので、父一人では、立てられず、近所の親戚の人達に手伝ってもらっていたのですが、そうそう、何年も、頼むわけにはいかなかったのではないでしょうか。
で、しまいこんでから、47・8年ぶりに、箱を出して見ました。 旧居間の天袋に入っていたのに、そこにある事すら、ずっと、知りませんでした。 とっくに捨てたと思っていたのです。 小さい頃の記憶でも、大きな箱だと思っていたのですが、今見ても、やはり、大きな箱でした。 吹流し、真鯉、緋鯉、あと、少し小さい子供の鯉の四点。 矢車のセットは、入っていませんでした。 子供の頃に嗅いだ覚えがある、古布の饐えた匂いがしました。
床の間から、旧居間にかけて、広げて、撮影。 ふと、ベランダから吊るして、最後に一度、風に当ててやろうかと思いましたが、物に心があるように扱うのはよくないと思い、やめておきました。 どっちにしろ、今日中に、解体してしまうのですから。 紐を切り取り、口輪を切り離し、畳んで、束ねました。
心がないと言いながら、つい、思ってしまうのです。 「すまんなあ、ずっと、しまいこんだままで。 子供の頃は、楽しませてくれて、ありがとう。 大きな物が好きだった割には、大きな人間になれなかったけれど・・・」、と。
旧居間の天袋を開けたついでに、母が、何十年にも渡って溜め込んだ、貰い物の山を下ろし、母本人に分別して貰って、9割方を捨てました。 やはり、食器の類が多いです。 今は、ほとんど、カタログになっていますが、昔は、結婚式の引き出物や、○○祝いといったら、食器類が、やたらと多かったのです。 なまじ、洒落ているから、普段使いにできず、一旦しまい込んだが最後、もう、存在も忘れてしまうのです。
カセット・ガス・コンロと、カセット・ボンベが出て来たので、使い切って捨てる為に、庭に出して、火を点けておいたのですが、午後1時前から点けて、5時頃まで、点いていました。 こんなに、もつものなんですかねえ。 こんなにもつなら、防災用に、そのまま、とっておけば良かった。 4時頃、ネットで、交換用のカセット・ボンベがいくらか調べてみたら、すでに、そのコンロのメーカーは、なくなっていました。 後悔先に立たず。
結局、今日は、ほとんど、片付けに費やしました。 図書館に行くつもりでいたのに、それどころではありませんでした。